バルツァル

片角のミモリカガチ

プロフィール

年齢    ― 成獣

性別    ― ♂

出身地   ― 不詳

―種族設定―

和名―ミモリカガチ(御守蛇)。幹のように太い身体から、英名ではTrunk snake―トランクスネークと呼ばれる。体長5~7m。

森林を住処とする獣類。食性は雑食。生肉、果実、昆虫の順に比率が高い。
陸棲であるが、稀に木を登り樹上に滞在する姿が確認されている。獲物を探すほか日光浴と休眠が目的。奇襲をメインに狩りをする。

容姿には様々な毛色があり、個体識別のし易い種族。長い身体と六本足、雄が有する角が共通の特徴。舌も蛇のように二又に分かれているが、匂いを感知する力は蛇に劣る。

蛇を思わせるものは容姿だけではなく、上顎の牙二本に出血毒を有している。が、これは幼獣期のみの特性であり成獣の有毒性は報告されていない。
一般的に毒の使用頻度の低下と共に毒性が失せ、最後に牙内部の穴が塞がる流れとなる。理由としては成獣となり体躯と筋力を得て、毒をメインの武器とする必要性が薄れたからだと思われる。

―交流―
幼獣期から群れることはなく単独で行動し、他個体との接触は多くない。しかし、過去に二頭のミモリカガチが共に狩りをする姿が確認されており、協力、信頼関係を築く場合もあるとされる。知能が高い。
ミモリカガチによる負傷事案は0ではないが、適切な対処をすれば避けられる部類の獣。

雄は二対の角を持ち、生え変わることはなく一定の長さまで伸び続ける。大きさから形状、色に至るまで様々であり、その立派さで地位が決まる。
成長するにつれ各個体それぞれの模様が浮かび上がりとても美しい。

雄同士が鉢合わせした際は二頭が相対し頭部を掲げ、大きな円を描くように回る。一定の間隔で静止し睨み合い、『舞い』と呼ばれるそれは角のグレードを競うものである。
決着がつかない時は身体をぶつけ合うこともあるが、生死を掛けた喧嘩になることは繁殖期を除いてまずない。

互いの尾を追い掛けるような行動から、かつては神話におけるウロボロスと同一視した地域もあった。

普段は負傷を避ける傾向にあるが、本気の喧嘩では牙と爪を使い壮絶な争いを繰り広げる。


―バルツァル―

ミモリカガチの成獣。性別は雄、体長は平均的。

穏やかな気質を持つ友好的な性格。一般的な同種より優れた知能を有し、他種族の簡単な言葉やジェスチャーであれば理解することが出来る。
発する声は、基本的に高くも低くもない音域。お喋り。

右角が欠けており、雄同士の争いでは圧倒的に不利な個体。そのため生息域を追い出されたようで、ミモリカガチが滅多に確認されない地域に流れてきている。
周辺の生態系で地位が安定していることにより少々警戒心が薄い。平和ボケのミモリカガチ。

獣人族のある群れと交流を持っている。耳飾りはその証であり、名もそこから貰ったもの。"バルツァル"という単語は自身のことであると理解している。

設定画

 

―PUアート―


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