アルファ―熾天使四翼…カルカテルラ/アルフ/未定/未定。

神々に仕えている天使たちが所属する地。天界と隣り合った場所に位置し、天使のほか悪魔から聖天した者が所属する。悪魔，魔族と相対する組織。
一般的な階級は三つあり、上下関係に対し従順な者が多い。熾天使/セラフィムによって統治されている。組織的かつ閉鎖的。

堕天使に対する処置は基本的に"天界追放"と謳われている。だが魔族の勢力拡大に繋がるため、露見と共に"殺害"という選択がされる確率が最も高いのが現状。ただ元は同じ天使である故に、対峙した状況と対処した者により異なる。
堕天の理由は『罪への処罰』『反逆』『自由意志』『戦の影響』など。天界を逃れた者は地上または魔界へと堕ちる。魔界は堕天使を容認する傾向にあるが、聖天者を受け入れるかどうかは天界次第。

"天使"という存在は地上でも確認されるが、召喚という形で現界する者がいる一方、他種族との交流は全面的には行なっていない。

熾天使／セラフィム

天使を束ねる最上位階級。読みは"シ"。現在は四頭が所属しており、大小に違いはあるが皆複数の翼を有している。天使領において数々の決定権を持ち、神々の次に力ある存在。
原則一介の天使は言葉を交わすことが許されていないが、接触が可能かどうかは個々の性格による。

燦天使／ウルティムム

一般的な階級では最上位。読みは"サン"。神に近しい武力を持つこともあり、熾天使の側近をする事が唯一許されている。それほど優秀な階級。
下位に属する天使たちの動向により注視し、堕天使の発現などを監視する立場でもある。

極天使／ガルディエーヌ

三番目に位が高い階級。読みは"キョク"。あらゆる危機に対して第一線で戦って天界を守る務めを課せられている。有事の際、神に率いられる天使の多くはこの階級。
他階級よりも自由が得られるが故に魔族と接触する機会が多く、堕天に至る天使が比較的多いと言える。

廻天使／ラソルティ

最も頭数の多い一般的な階級。読みは"カイ"。神々の補佐として多くが出向いている階級でもある。